AMA・BAW「Photo Lecture」開催のお知らせ

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6月8日(土)・6月9日(日)に2日連続で、on and onの本社にて、写真評論家・タカザワケンジ氏をむかえAMA・BAW「Photo Lecture」を開催致します。

AMA・BAWとは・・・
on and onと、alnair【アルナイル】が主催。写真について、様々な視点・観点から読み解き、今よりさらに踏み込んだ写真表現を目指したい方へ向けて、尼崎より発信していきます。

初めてのAMA・BAWとなる今回は「写真動向解読・写真を歴史から鑑みて、経てきた写真の立ち位置、社会の変貌に対して写真を読み解く」をテーマに写真評論家・タカザワケンジ氏の講義・ポートフォリオレビューを開催します。

6月8日(土)11:00〜18:00【講義】

11:10〜 写真の発明
画家たちが精密な描写をするために用いたカメラ・オブスキュラから、写真術の発明へ。写真が発明された19世紀には、ポートレート、芸術、戦争など、すでに多様な作品が生まれていた

12:30〜 昼食

13:30〜14:20 芸術写真の二つの流れ
写真を芸術に高めようとしたアルフレッド・スティーグリッツらの試みとマン・レイらシュルレアリストたちから高く評価されたユージューヌ・アッジェの作品を中心に、彼らの作品の「芸術性」を検討する。

14:30〜15:20 報道写真の時代
新聞、雑誌などのマス・メディアが発達するとともに、写真は多くの人々の目に触れることになる。そのなかでも、ウォーカー・エンバス、カルティエ=ブレッソンらの作品は、なぜ、時代を超えて評価され続けるのか。

15:30〜16:20 日本写真の伝統
欧米の写真の流れに影響を受けつつも、独自の発展を遂げてきた日本写真。戦前の芸術写真、戦後のリアリズム運動。VIVO以降の現代写真、その後の森山大道、荒木経惟らの作品を系譜をたどりつつ、日本写真が世界で注目される理由を考える。

16:30〜17:20 デジタル時代の写真
銀塩からデジタルへとシステムが変更されたことで、写真にどんな影響があったのか。写真の社会的価値を検討する「ソーシャル・フォト」という言葉を手がかりに、インターネット時代の写真の価値を検討する。

17:30〜 現代写真のトピックス
現代美術との関わりを深めることで、写真表現はますます多様化している。美術館、ギャラリー、アートフェアなどのフィールドで写真はどう扱われているか。欧米の事情を紹介しつつ、今後の写真の展望を探る。

6月9日(日)10:00〜13:30【ポートフォリオレビュー】

10:00〜 ポートフォリオレビュー
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開催場所:on and on 2F【地図こちら】
参加定員:30名
参加費:6,000円

受講のお申し込みはE-mail及び電話にてお願いします。
お名前・人数・ご連絡先(お電話番号・メールアドレス)をお申し出ください。

on and on 窓口
メール:seiji@on-and-on-shop.com
電話:06-6401-6822
alnair 窓口
メール:cooncoon46@gmail.com

初開催となりますので、ぜひ皆様よろしくお願いします。