先日、TwitterやFacebookで「LOMO’INSTANT」が届きましたーっと報告しましたら、かなり反響が大きくてビックリ!そんな今、大注目なカメラを、さっそく使ってみました。使い方などは、また一般発売されてから記事にするとして・・・(使い方はこちらにUPしました)、事務所近くの河川敷でサクッと使ってみた感想をUPしたいと思います。
まず、使う際に、事前に用意しなければならないのは「instax miniフィルム(FUJIFILMのチェキフィルム)」「単4電池×4本」が必要です。こちらは、本体に付属していないので注意です。
早速、作例を元に感想を・・・
撮影された写真は、チェキフィルムを使っているのに、チェキとは違い、ロモ!って感じの仕上がりで、周辺光量落ちもなかなかいい感じじゃないでしょうか?
露出の設定
露出補正ダイヤルの設定を少しかえるだけでも、全然写真の仕上がりが違います。「A」はオートという位置づけではなく「薄曇り」のとき、「晴れ」の時は「-1」快晴の時は「-2」と使い分けるといい感じに撮れそうです。反対に曇りや室内では「+1」「+2」と調整をしていくのですが、これは、何枚か撮影するとコツがつかめますよ。この露出設定を味方につければ、かなり表現の幅が広がると思います。今回は、晴れの日だったので、「-1」が適正露出でいい感じです。
アタッチメントレンズについて
今回の「LOMO’INSTANT」の最大の特徴といえば、レンズを変更できる!っていうことです。レンズセットとして付属しているのは「フィッシュアイレンズ」「ポートレイトレンズ」「クローズアップレンズ」の3種類。それぞれのレンズを試してみました。
ポートレイトレンズ
露出ダイヤルの作例を撮った同じ場所で、レンズあり、なしで撮り比べてみました。
同じ場所で三脚で固定したままで左の写真は「レンズなし」右の写真は「レンズあり」です。一目瞭然で画角が変わりました!ある程度の距離があっても被写体を大きく撮影できるので、レンズの名前の通りポートレイトを撮るときに最適なレンズです。
フィッシュアイレンズ
フィッシュアイレンズの「レンズあり/なし」で撮り比べました。
かなり作例としては、わかり辛いので、申し訳ないのですが、雰囲気は伝わるでしょうか?フィッシュアイレンズを使用する際は、露出ダイヤルを実際の設定+1にして、距離設定を0.4-0.9mに合わせて撮影するのがポイントです。
クローズアップレンズ
クローズアップレンズを使用すると10〜15cmの接写が可能になります。通常の接写モードは「40-90cm」なので、かなりの接写が可能です。クローズアップ撮影をする際は、フラッシュをオフにして、露出補正ダイヤルをプラスめに設定すると自然な明るさのクローズアップ撮影が可能です。
この他にも、バルブ撮影や、多重露光など、ロモカメラなら!って機能ももちろんあります。フラッシュも強制発光させたりもできますので、使い方次第で、いろんな表現が可能な、クリエイティブなカメラです。
個人的な感想ですが、どんな状況でもオートで綺麗に撮影できる優等生なのが「チェキ」、少し「じゃじゃ馬」なところがあるものの、マニュアル撮影の幅が広いので、カメラを上手く使いこなせば、チェキでは不可能だった表現が可能になるのが「LOMO’INSTANT」じゃないでしょうか?「LOMO’INSTANT」かなり面白いカメラですので、トイカメラが好きな方、特に「LOMO LC-A」が好きな方には、かなりオススメなカメラです。
こちらのカメラ、まだ一般発売はされていなく、プレオーダーのようなカタチでロモグラフィーのオンラインショップから購入することは可能です。一般発売にむけて、うちでもただいま面白い商品を企画していますので、こちらも楽しみにしててくださいねー。
追記 2014.12.17
オンラインショップに「LOMO’INSTANT」入荷しました。オンラインショップでご購入頂くとチェキフィルム10枚をプレゼントしております。ぜひこの機会をお見逃しなくです(こちらの購入特典は、予告なしに終了となる場合がございます。ご了承ください)!