数量限定「Cyanograph SX-70」が入荷!

2014022701

Impossibleから、新しいフィルムが入荷しました。なんと、ブルー単色の発色フィルムです。

今回なんでブルー単色フィルムなのかというと・・・・

イングランドで最も挑発的なアーティストであり、映画監督や庭師でもあった「Derek Jarman(デレク・ジャーマン」が、20年前の1994年2月19日に52歳の若さで亡くなりました。亡くなる1年前に、彼は遺作となる映画「BLUE」を発表しました。このBLUEという映画は、青の色彩をスクリーンに投影し、朗読と音楽が映像に添えられている構成で、その驚異的な映画の影響と、厳しく妥協しない彼の姿勢を受け、ImpossibleはシアノグラフSX-70フィルムというブルー単色フィルムを開発・限定生産するに至ったそうです。

こちらのフィルムは、今回のみの生産品で、再入荷の予定はないです。仕上がりサンプルはオンラインショップでみて頂けます。不思議の国に迷い込んだ、どこか異世界な印象です。「青」という色に込められた意味・思いなど調べてみると、とても興味深く、デレクジャーマンという人が、死に直面し、ほぼ視力も失った状態で世に残した「BLUE」という映画を見てから、このフィルムを使ってみようかなと私は思いました。