梅田ロフト店スタッフの福島です。
前回の講師の中澤有基氏をお招きしての茶屋町フォトスクールに続きまして、6月27日（土）は〈グッとくる一枚を撮るために〉という、前回より少し踏み込んだ写真教室を行いましたので、その様子をレポートします！

前回はカメラのモードについて主に勉強しました。Aモード（絞り優先モード）にしてF値を小さくすると背景がぼけた写真が撮れたり、カメラにある 明るさ調整ができるのを露出と言うなど、改めて聞かれると答えることが出来なかったり、いまさら聞けないことをしっかり学べたと思います。

今回のフォトスクールではこの基礎をおさらいして、グッとくる一枚を撮るために「背景をぼかす」「構図」「ホワイトバランス」「逆光」について、ロフトさんの商品を使い、実際に物撮りしながら勉強をしました。先生の講義で聞いたことを簡単にですがまとめてみましたのでぜひ読んでいただけるとうれしいです。もっと詳しく知りたい方は、スクールを受講してくださいね！

 

① 背景をぼかす

カメラのモードを「Aモード（絞り優先モード）」にして、ピントの深さの設定を行います。Aモードはシャッタースピードはカメラが自動で調節してくれるので、あとは自分がどう撮りたいのかによってF値の数値を設定します。今回は、背景をぼかした写真を撮ろう！ということなので、F値は小さく設定します。

先生の話を聞きながら、カラフルなグラスを被写体に撮ってみました。F値は5.6に設定しました。手前のグラスにピントを合わせて、後ろにあるグラスをぼかせてきれいに写真を撮ることが出来ました！

 

② 構図

撮りたい被写体を写真のどこに持ってくるかというのも一枚をグッとさせるのに必要で、その構図は大きく３つあります。1つ目が「日の丸構図」、2つ目が「三分割構図」、3つ目が「三角構図」です。今回はこの「日の丸構図」と「三分割構図」を実践してみました。

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「日の丸構図」

日本の国旗のようにど真ん中に被写体を持ってくることで、何を撮りたいのかはっきりさせることができます。撮りたいもの以外何も写りこまないよう にして撮るとシンプルだけどグッとくる写真になりました！

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「三分割構図」

写真に縦横三分割になるようなグリット線を表示させて、その線や交差している部分に被写体を持ってくることでスペースのある写真が撮れます。その スペースに文字を入れたりして写真が広告写真になったりします。

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③ ホワイトバランス

カメラに「WB」とあるのが「ホワイトバランス」で「晴れ」や「くもり」のマークがあってその時の撮影場所やとりたい雰囲気に合わせて設定することが出来ます。また、「AWB」とあるのがオートホワイトバランスで自動でカメラが調節してくれます。ホワイトバランスを変えることであたたかみのある写真や、逆に青っぽい写真が撮れたりします。今回はオートにして撮影される方が多かったですが、外で撮影する際はぜひ活用したいのがホワイトバランスなので、ぜひ実践してみてくださいね！

 

④ 逆光

太陽側にカメラを向けると逆光になり、どうしても暗くなりがちなので、失敗してしまうことが多いですよね。ですが、逆光ですらカメラの設定に少し手を加えるだけでカッコイイ写真に出来るのです！

前回の写真教室でもふれた露出をあげると影になっていた部分が明るくなるのです。今回の写真教室では太陽の変わりに照明の光を利用して逆光をつくって撮影しました。

左の写真は特に露出をいじらず±0で撮影し、右の写真は露出を＋2ほどあげて撮影しました。逆光で影になってしまった被写体がきれいになって全体的にやわらかい雰囲気になったような気がします。露出をもっと大胆にあげても面白そうだと思いました！

最後に講師の中澤氏によるフォトレビューもありました。習ったことを実践して撮影した後、その撮影した写真の中から一番いいと思った一枚を提出して先生がコメントしてくれます。ピントがしっかりと合って背景がぼけたきれいな写真や、三分割構図でストーリーが生まれてきそうな写真を撮っていた方もいらっしゃいました。

こうして講評してもらえる機会は、受講者のみなさんにとって、なかなかない貴重な時間だったように思います。グッとくる一枚がたくさんあって、フォトレビューを見ているだけでも、楽しかったです！

今回の中澤氏をお招きしての茶屋町フォトスクールは2回目でしたが、次回（7月12日）もございます。1day完結型の講座ですので、次回の写真教室だけの参加も可能です！

また、カメラをもっと使いこなせるための初級講座は、今後も行う予定ですので1度逃した方もご安心ください（7月19日に1Dayレッスンあります）。講座の案内等は、茶屋町フォトスクールのページをチェックしていただければと思います。