【メディア情報】読売新聞に掲載していただきました

梅田ロフト店スタッフの福島です。読売新聞の夕刊(2016年6月6日発売)に「写ルンです」を使っている写真家として掲載していただきました。写真家として活動しているときはデジタルカメラが多いのですが、実は半年ほど前から「写ルンです」を使っていて、コンパクトで軽いのでポケットやカバンの中に忍ばせておいて「撮りたいときに撮る」をコンセプトに気軽に作品を撮っていました。

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当店でも「30周年記念モデル」の発売開始をきっかけに人気の「写ルンです」ですが、10代20代女性として圧倒的に人気で、フィルムカメラを始めたことのない方や、かわいい描写にひかれて購入していただける方がほとんどです。

フィルム風に加工したような仕上がりは、SNSで投稿する際のフィルター加工に似ています。特に加工していないのにかわいい感じに仕上がり、手軽に使えるのが「写ルンです」の魅力の一つで、最近ではプリントだけでなくデジタルデータでの受取も可能です。撮り終わった「写ルンです」をそのまま現像所に持って行くと、プリントだけではなくCD-Rにデータ変換してくれます。私もよく現像した写真をデータにしてもらってSNSに上げています。お気に入りの写真を発信できるだけでなく「写ルンです」で撮った世界中の写真を見ることができます。結構いろんな人の写真を見るだけでも楽しかったりするんですよね!

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室内で撮る時は、フラッシュをたいて撮ると周辺光量が落ちたようなトイカメラ風に仕上がるとともに、ガラスにフラッシュが反射した時は本当に美しいです。誌面に掲載していただいたこの写真は特にお気に入りで、デジタルで撮影しているときには絶対撮れないような作風になっています。

友達と遊ぶときや旅行に持って行ったりしても、その場で見れない不便さが、逆にプリントした写真を後日みんなで見る楽しさになったりします。作品としてもしっかり成り立つこの「写ルンです」は、今後も使い続けていこうと思っています。特に今年で30周年の「写ルンです」を記念して発売されている「30周年記念アニバーサリーキット」は、パッケージデザインがかわいくておすすめです。

フィルムを始めてみたい方にまず初めの1台としてチャレンジしていただきたいです。今回の誌面をきっかけに、「写ルンです」をはじめとした、フィルムカメラを楽しんでいただける方が、少しでも増えると嬉しいです!