単焦点レンズ撮り比べてみました！「135mmレンズ」編

梅田ロフト店スタッフの福島です。

24mm、85mm、135mmの３つの単焦点レンズを３回に渡って紹介するBlogの今回は3回目です。24mmと85mmの単焦点レンズの紹介をしてきたのでそちらもチェックしていただければと思います。

INDEX

左から24mm、85mm、135mmの単焦点レンズです。

今回はこの135mm単焦点レンズ（CANON LENS FD 135mm 1:2）について書いていきます。使うカメラはCanon new F-1です。135mmレンズは望遠レンズで狭い範囲を撮ることが出来ます。切り取っているという感覚が分かるレンズと言ってもいいかもしれません。

では、135mm単焦点レンズで撮影した写真を標準レンズ（50mm単焦点レンズ）と85mm単焦点レンズで撮影した写真で比べているのでどうぞご覧ください！（写真をクリックすると少し大きめの写真で見ていただけます）

【50mm】
【135mm】

木のてっぺんにいたすずめを撮ろうとした時、50mmレンズで撮った写真は木が高すぎて、もはやすずめを撮っているというより、枝分かれしている木を撮った写真になっていますが、135mmレンズなら木にすずめが２匹いる様子がきちんと写せました。135mmレンズは目で見えている景色が大きく写るのでファインダーを覗いたときに望遠レンズのすごさが味わえておもしろいですよ！

【50mm】
【135mm】

次は椿を被写体に撮りました。どちらの写真も絞りの数値を低くしてピントを花の部分に合わせています。135mm単焦点レンズの方がピントが合っていない部分のボケが大きく、花の部分に強い印象を持たせることが出来るのがお分かりいただけるでしょうか。

【50mm】
【135mm】

梅の花を85mm単焦点レンズと135mm単焦点レンズで撮ってみました。手を伸ばした先に花がなっていたのですが、それくらいの距離であればこのように135mmレンズの方がより狭い部分を撮れるので梅の花をより際立たせることが出来ます。

【135mm】

望遠レンズは広角や標準レンズに比べると大きくて重いので写真を撮りに出掛けるときに一緒に持って行こうか悩んでしまうことがあると思いますが、標準レンズとはぜんぜん違う表現ができるのでおすすめします！遠くにあるものを広角や標準で撮れないのを余裕で撮れてしまうレンズなので、持って出掛けてレンズを交換して遊んでみてはどうでしょうか！周りを見ながら何を撮ろうか考えることに繋がるので視野も広がって楽しいですよ！次回は、特別編として３つのレンズについて書きたいと思いますので、楽しみにお待ちください。