Guidebook For Beginners

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SX-70を初めて使いたい方向けのWEB版ガイドブックです。当店オンラインショップでご購入頂いた方や、実店舗にご来店頂いた方にはペーパー版を無料配布中です。
 

1. はじめに…

「どうして写真はすぐ見れないの?」

ポラロイドの創設者「ランド博士」が愛娘からの言葉を受けて、研究を重ね「撮影したその場」で暗室処理せず写真が現像できるポラロイドフィルムを1948年に発表し、世界中が注目しました。そして1972年、カメラの名機といわれる「SX-70」が誕生したのです。

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ポラロイドフィルムの発売中止、そして・・・

2008年2月、ポラロイド愛好家を落胆させたフィルムの製造中止の発表。しかし、2010年2月、世界各地での熱心な存続活動を受け立ち上がった「The Impossible Project」がフィルムの開発・再生産を開始しました。発売当初は、品質に多くの問題を抱えていましたが、新しいフィルムが登場するたびに改善され続けており、品質はかなり高まってきました。発売から40年以上たった今もなお、SX-70は世界中で愛されています。

 

2. ポラロイドカメラ「SX-70」について

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SX-70が誕生したのは1972年…

それから改良などが進み、たくさんのPoraloid社のカメラが発売されました。一概に「SX-70」といっても、たくさんの種類(モデル)があるのは、みなさまご存知ですよね。SX-70が誕生したのは、1972年です。最初に発売されたものが、上の写真のFirst(Original)Modelと呼ばれるもので、カタチは初代とほぼ変わらず、使い易さを追求して改良をされて、たくさんの種類のカメラが発売されました。また、気軽にポラロイドカメラを楽しむために、簡易的でお値段もお手頃な「BOX Type」なども、発売されていました。

 

3. 使い方:撮影の準備をしてみよう!編

カメラ編

SX-70はコンパクトに折りたたむことができるのが特徴のひとつで、持ち運びも便利です。実際に、組み立てたり、折りたたんだりしてみましょう!

フィルム編

フィルムはカートリッジ式ですので簡単に取り替えることができます。電池はカートリッジに内蔵されていますので、使い終わったカートリッジは保管しておくと、長い間使わない場合の動作チェックなどに使うことができます。また、新しいフィルムは8枚入りですので、残りのカウンターの数には注意が必要です。

 

4. 使い方:操作方法編(各部名称)

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独特なスタイルですが、使い方は簡単4Stepです。各部名称と共に使い方を覚えてしまいましょう。各部名称をクリックすると詳しい使い方を見る事ができます。

 

5. よくある質問

カメラ初心者の方でも安心してSX-70を使って頂けるように、当店ではご購入後もしっかりサポートしますので、お気軽にご相談ください。よくある質問を下記にまとめました。

Q:ポラロイドとチェキって、どう違うの?

A:ポラロイド(ポラロイド社のインスタントカメラ)とチェキ(富士フイルムのインスタントカメラ)は、どちらも撮ったその場で「すぐ写真ができる」インスタントカメラです。どちらもカメラの仕組みも違えば、使用するフィルム(値段やサイズ)も異なります。

Q:古いカメラなので故障が心配なのですが・・・

A:当店が取り扱うカメラはすべて職人がひとつずつ丁寧にメンテナンスを行ったものです。メンテナンスやカスタムなどのアフターフォローも、特別価格で受付ていますので、安心して長い間、使って頂くことができます。カメラの保証期間も安心の6ヶ月です。

Q:SX-70で高感度フィルムは使えないのですか?

SX-70で高感度フィルムを使う簡単な方法は「NDフィルター」を使用することです。on and onで販売しているすべてのSX-70にはNDフィルターを付属していますので、高感度フィルムをいつでも使って頂けます。また、低感度・高感度フィルムどちらも「NDフィルターなし」で使える「切替電子改造」のカスタムの受付もおこなっていますので、インポッシブルフィルムの魅力を思う存分楽しんで頂けます。

Q:使えるかわからないポラロイドカメラがあるんだけど・・・

ポラロイドカメラは、本体ではなくフィルムに電池がついているので、一度フィルムを購入して動作するか確認してみてください。長い間使わないと故障の原因にもなりますので、定期的にシャッターをきってください。また、当店では無料で修理見積を行っておりますので、お気軽にご相談ください。

Q:フィルム・ケース・アクセサリーなどは今でも購入できますか?

現在、Polaroid社はポラロイドカメラ・フィルム・アクセサリーの製造・販売・修理などは終了しております。しかし、Polaroid社がフィルムを製造していたオランダの工場で「インポッシブル社」が同じ規格のフィルムが製造されています。従来のPolaroid社フィルムと原材料などが異なるため特性が違いますが、これからもポラロイドカメラを楽しむことができるようになりました。また、撮影に必要なアクセサリーが充実していますので、便利な機能を追加できて、撮影の幅も広がります。持ち運びに便利なケースやストラップもあります。当時の純正のものをUSEDで販売していますし、新しくフィルムを製造しているインポッシブル社や当店でも、オリジナル製品の製作・販売も行っています。

 

6. すでにSX-70をお持ちの方へ

on and on ではSX-70をさらに楽しんでもらうために様々なアイテムを取り揃えています。また専門スタッフによる修理やカスタマイズなども受け付けております。

修理見積無料で行っています

SX-70は、発売されてから40年くらいたつ古いカメラです。最近では、劣化やカビによる故障が多くなってきました。撮影していて少しおかしいな・・・と思ったら早めのチェックをおすすめします。手遅れになると修理不可能になり使えなくなってしまうこともあります。修理見積は無料でさせて頂きますので、お気軽にご利用ください。

 

切替電子改造(低感度⇄高感度)をしませんか?

スイッチを切り替えることで、現在「インポッシブル社」から発売されている「低感度フィルム(SX-70用フィルム)」と「高感度フィルム(600用フィルム)」両方をつかえるように「電子基板」を改造できます。

 

革の張替などのカスタムも承ります

お持ちのSX-70の革をお気に入りのものに貼り替えませんか?専用薬液を使用して処理するので、綺麗な仕上がりになります。ご自身で貼り替えるのは少し不安な方は、一度ご相談ください。その他にも、シャッターボタンの色の変更でき、あなただけのSX-70に仕上げることができます。